Jun 15, 2007

パレスチナ 〜占領から40年〜





6月9日(土)、イスラエルによるパレスチナ占領から40年に反対する集会、祭典がベルギーでも行われました。パレスチナにかかわるベルギー内のグループや団体のほとんどが、参加しました。首都ブリュッセルにあるサンカトネール公園内(Parc du Cinquantenaire / Jubelpark)にて午後はフォーラムや集会、各グループや団体の出店、そしてパレスチナからのゲストを含め、その他ベルギーで活動する人たちのスピーチがあり、夜は「ソリダリティーコンサート」が行われました。

パレスチナからは、NGOスタッフとしてHealth Work Committees (HWC)で主に女性の自立、教育プログラムにかかわっておられるアシャイさんがゲストとして来られ、40年間のイスラエルへの抵抗の歴史と現状を訴えられました。

翌日10日がちょうと、ベルギー国内の総選挙でもあったため、それぞれの政党のパレスチナに対する考えなどもステージで公表されていました。

夜のコンサートでは民族音楽グループ、社会メッセージを訴えるロックグループなどが出演。最後は人気のあるOrchestre National de Barbès のグループによる演奏と歌で会場が盛り上がりました。

コンサートが最終にさしかかると、大きなパレスチナの旗が人びとの頭の上を通り、みんなでその旗を動かしていく光景が見られました。音楽とともに「Free Palestine! Free Palestine!(パレスチナを自由に!!)」という声があがり、パレスチナとの「ソリダリティー」を私をふくめ、少しでも多くの人びとがパレスチナに思いをよせる機会となったと感じました。